つまり、何を作るにしても、カラーコーディネイトを考える事は必要不可欠であると言っても、決して過言ではないのです。
事実、どんな小さな商品でも、その開発時には、プロのカラーコーディネイターが関与し、デザインを決めているのだそうですよ。
その時役に立つのが、カラーコーディネイトの能力を証明するカラーコーディネイター検定1級の商品色彩の資格という訳ですね。
しかし、カラーコーディネイトというのは、個人の感性が大きく関わって来るものですからね。
その根本的な法則や方法というのは、ある意味あってないものではないだろうかという気もしないでもありません。
ただ、余りにも好き放題感性だけに任せてカラーコーディネイトをしてしまうと、実にバランスの悪い空間や物体が仕上がってしまうのも事実でしょう。
それを避けるためには、やはりそれなりの知識やノウハウは必要になって来る訳です。
基本的には、そんなカラーコーディネイトによる不具合やトラブルを避けるための提案や助言をするのがカラーコーディネイターではないだろうかと私は思いますね。
自分の身の回りのカラーコーディネイトは、自分で考え、自分で研究する事によって、いくらでも発展させられると思います。
実際、カラーコーディネイト関連の資格など持っていなくても、とってもおしゃれで素敵なファッションコーディネイトをしている人は大勢います。
自分なりに好きなカラーのインテリアをうまく調和させて、素敵なお部屋に住んでいる人も多いですよね。
そういう人たちはきっと、自分なりに自分らしいカラーコーディネイトの基準やノウハウを持っていらっしゃるのでしょう。
だからと言って、みんながみんなそれを真似ても、必ずしもうまく行くとは限っていません。
だからこそ、多くの人にフィットするカラーコーディネイトを提案出来るカラーコーディネイターという存在が重宝されるのではないだろうかと私は思いますね。
カラーコーディネイトはこんなところでも重要になるという一つの例として、最近だと、個人のブログの背景色というのがあります。
まあね、自分のブログにはそれなりの拘りを持っていても、背景色のカラーコーディネイトにまでは余り関心ないという方も多いのは多いんです。
因みに、夜景や空の写真を多く載せられる方なら、淡い背景色、建物や室内の写真を多く載せられる方なら、少し濃いめの背景色にされるとどうでしょう。
また、文章中心のブログなら、背景色がポップだと、楽しい1ページになりますよね。
まあこんな感じで、多種多様の世界に多種多様の方法があると言っても過言ではないカラーコーディネイト、関連のブログやサイトで、じっくり研究してみられてはいかが。