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ミュールって気楽な履物だとばかり思っていたのに、意外にも、その定義の複雑さ故、迷宮にハマってしまっております。
今回のお題はウエッジソールのミュールということですので、今回こそは大丈夫でしょう。
ではウエッジソールのミュールがどのようなものか、ちとご紹介いたします。
ヒールは高いのに土踏まずのところがくぼんでいなくて、かかとからつま先方向へ向かうにつれ厚みが低くなっていく形をウエッジソールと呼ぶそうです。
ミュールにもいろいろな種類があるわけですね。
そんな中、ウエッジソールミュールは人気が高いといえるでしょう。
私はミュール好きですが、残念ながらウエッジソールものは履きません、履けません。
試し履きをしてみたことがありますが、立っているのがやっとでした。
ウエッジソールのミュールを履いてどうやって歩けるのだろうかと考えたのですが、愛用者に若い女性が多いところからその方法が判明しました。
きっとウエッジソールのミュールを履くときには殿方にすがって歩くのではないでしょうか。
もしくは足首に添え木をするとかして補強しておかないと危ないでしょ。
ミュールだけでなく、ウエッジソールのサンダルというのも30年ぐらい前に一世を風靡したのをご存じでしょうか。
当時、六本木や渋谷のディスコではみんながこぞって履いていました。
ミュールでもサンダルでも、私にはウエッジソールは履けません。
いまでこそ高身長の女子は多くなりましたが、30年前には男子と比べても高い身長だからして、そのうえヒールなんて履くのはご法度だったのです。
もしその頃にミュールがあったとしても、私はやっぱりサボ系のぺたんこスタイルで闊歩していたことでしょう。