パールネックレスの修理

 

パールネックレスは冠婚葬祭などのフォーマルなシーンで身に付けられるアクセサリーで、一生ものとして高価なものを一つ買われることが多いと思います。

ある程度の品質を求めるのなら最低でも10万円はするパールネックレスですから、末永く大事に使いたいですよね。

パールネックレスに使われる真珠は、ダイヤモンドのような石ではなく、生物の中から生まれるものなので、お手入れに最も気を使うジュエリーなんです。

パールネックレスの糸が切れて、真珠が四方八方に飛び散って散乱してしまったところを見たことがありますか。

うちの母が、家の中でパールネックレスの糸が切れてしまって、必死になって真珠を拾い集めていたのを覚えています。

でももしこれが外だったら、きっと硬いコンクリートやアスファルトの上で弾け飛んでしまって、パールネックレスの全ての真珠を拾い集めるのは難しいですよね。

パールネックレスの糸は着用時の汗などで劣化しやすく、また湿気などでも伸びてきてしまうことがあります。

パールネックレスの真珠と真珠の間に隙間がないか、また糸の色が変色していないかを定期的に確認して、変化が見られたらすぐに修理に出しましょう。
ワイヤーを使ったパールネックレスは切れにくいので安心です。

でもワイヤーが汚れて黒くなったり真珠の穴の中にごみが入ったりするとパールネックレスの見た目が悪くなるので、やはり定期的に交換した方が良いでしょう。

パールネックレスのお手入れは真珠の輝きを保つためにとても大切です。

パールネックレスの汚れが特に気になるときには中性洗剤を使うこともありますが、真珠の内部や糸は水分に弱いので細心の注意が必要です。

また、パールネックレスは柔らかいジュエリーなので、他のジュエリーと一緒に入れて触れ合わないようにします。

タンスの中にパールネックレスを保管されている方も多いと思いますが、防虫剤により変色することがあるので注意しましょう。